毎日のようにある停電と断水。トイレにもシャワーにも不自由する軟禁生活。ボロボロになる肌。死別後ずっと「死にたい」と思っていたのに、何故か「ここでは死にたくない」と思った ...
August 2020
死別から今日までのこと(18) (死別から3年1ヶ月〜2ヶ月) 軟禁生活
バングラデシュの軟禁生活。 警察は賄賂さえあれば殺人も揉消すことがあるという。子どもたちから情報を集め、自分が置かれている状況を判断しようとするが… ...
死別から今日までのこと(17) (死別から3年1ヶ月〜2ヶ月) バングラデシュで軟禁される
大使館に行くという車に乗せられて連れていかれたのはのは名前もわからない田舎の村だった。20数人が暮らす敷地内の小屋のひとつで私の軟禁生活は始まった ...
死別から今日までのこと(16) (死別から3年1ヶ月) バングラデシュで拉致される
騙されたことに気付いた私は、なんとか相手を逆に騙して日本大使館に行けるよう段取りをした。もう大丈夫と思っていたが、向かったのは大使館ではなく ...
死別から今日までのこと(15) (死別から3年1ヶ月) 騙された
バングラデシュに着いたが、フセインの兄だという男は契約書にサインもしない。日本に「留学」していたというのは嘘だとわかった。騙されたことはわかったが、目的がわからない。男は「明日裁判所へ行く」と言う ...
死別から今日までのこと(14) (死別から3年1ヶ月) バングラデシュへ行くまで
「騙されているのかもしれない」という疑念を払拭できないまま私はバングラデシュ行きの準備を進めていた。実際、他に選択肢はなかった ...
死別から今日までのこと(13) (死別から3年1ヶ月) 遺品整理
3ヶ月間のトルコでの滞在を終えてドイツに戻り、バングラデシュでの仕事を受ける。生活は半年前に比べると激変し、もう死別の悲嘆に浸る余裕さえなくなっていた ...
死別から今日までのこと (12) (死別から3年〜3年1ヶ月) トルコを離れる
3ヶ月のトルコでの生活が終わった。 死別から3年が経ち、「死別の悲嘆」はもう体の一部になっていたが、死別の悲嘆に浸っている余裕はもうなくなっていた ...
死別から今日までのこと (11) (死別から3年) 本当の苦しみの始まり
トルコで迎えた3回目の命日。私は「死別カテゴリー」でブログを書くことをやめた。たがかそれだけのことだが、何か大きな決断をしたような気がした。その頃、バングラデシュでの仕事のオファーを受けるが ...
死別から今日までのこと ⑩ (死別から2年11ヶ月) トルコでの生活
トルコへ着いて、今までとは違う生活に戸惑いながらも「ルームメイト」となった大型犬のウィリアム君は次第に大事な友だちになっていった。死別から3年を前に、ブログは段々と「心の支え」からストレスへと変化していった ...
死別から今日までのこと ⑨ (死別2年10ヶ月) そしてトルコへ
紆余曲折を経てトルコに行くことになった私。 バングラデシュ人の経営する旅行会社で格安の航空券を買う。 この旅行会社を選んだというこんな些細なことがその後の大きな事件につながるとは思ってもいなかった。まだ点と点はむすばれておらず、線にはなっていなかった ...
死別から今日までのこと⑧ (死別2年10ヶ月) 窮鼠、猫を噛まずに家を出る
バスタオル姿で警官に囲まれた私だったが、賃貸契約書を見せ「不審者」ではないことが証明される。それでも、そこにはいられずその日、家をでることになる。行くあてがあるわけではなかった ...