WHERE ARE YOU ?

The pain of parting is nothing to the joy of meeting again. (Charles Dickens, 1812- 1870)

June 2020

私が子どもの頃に人気だったテレビドラマに「水戸黄門」があります。「このお方をどなたと心得る、先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ」というお決まりの台詞のあとには必ず威張っていた悪代官などが平伏すという基本的に終わり方はワンパターンですが、スカッと感が高 ...

トルコにいるお友だち「福kaeru」さんがアンタルヤの写真を送ってくださいました。透明度の高い地中海は本当に素晴らしいです。屋根がレンガ色というのがトルコの特徴ですね。これはツツジでしょうか…。 iphoneをお使いなので色が鮮やかでとても綺麗に撮れていますね。私の ...

語源好きの友人、知人がひとりでもいると「ほ〜、なるほど」と思うことが多くとても面白いです。最近教えてもらったのは「玉の輿」の語源。 「玉」は宝石などの意味もあるので、特に語源を考えたことはありませんでした。あくまでも俗説だそうですが、「玉の輿」は将軍綱吉の ...

ポーランドのトイレによくある謎の張り紙。便座には座ってください、とか登らないでください、とか… 。 いやいや、便座には普通ちゃんと座るし、普通は登らないでしょ、と思うのですが、実は多いらしいんです、便座に登るひと。一部のアジア人とトルコ人は便座に登るらしい ...

幸福にはセロトニン的幸福とドーパミン的幸福があるというのはよく聞きますが、オキシトニン的幸福というのは初めて聞きました。 死別で失ったのはこのオキシトニン的幸福ですね。詳しくはこちらの樺沢先生の動画 をご覧ください。(約7分です)  サムネイルの樺沢先生が全然 ...

日本に初めて旅行をしたドイツ人に日本の何が良かったかを聞くと大体同じ答えが返ってきます。「レストランや食堂で無料でお茶やお水がでてきて、トイレが無料でチップがいらないところ」桜や紅葉が綺麗とか、ひとが親切とか、食べ物が美味しいとか感動的なことはたくさんあ ...

ポーランドは食材はドイツやオランダ、フランスなどに比べると驚くほど安いです。ただ、最低賃金も低いので、ある意味妥当ですが。スーパーではドイツと同じく量り売りのものが多いです。 バナナなどは1kg120円前後が相場です。現地で一番人気なのはビエドロンカというチェー ...

今日、6月19日は米国の奴隷解放記念日 「Junetheenth」です。 英語では他の呼び方もありますが、正式にはJuneteenth (ジューンティーンス) と呼ばれます。合衆国の祝日ではありませんが、祝日にしようという動きもあり、NY州のクオモ知事はこの日を祝日とし、来年公式にNY州 ...

何度かブログの記事にもした台湾系アメリカ人の知り合いは、成人して間もない息子さんを突然死で亡くしています。彼女と知り合ったのは私が死別をする前でした。私には子どもがいないので、子どもを突然喪うということの辛さがどれほどのものかは今でも実感はできません。た ...

私は海外にいるとよく道を聞かれます。ドイツでも、アメリカでも、そしてポーランドでも。 しかも現地のひとに、現地の言語で。どこからどう見てもアジア人の私に道を聞くのは非常に非効率的な行動だと私は思うのですが…。道だけでなく、スーパーやドラッグストアなどでも商 ...

欧州にいると時々10代、20代の若者に突然話しかけられることがあります。「オマエはニホンジンですか?」(え? はい? というか「オマエ」こそダレ⁈) と心の中で一瞬イラッとするのですが、悪気があるわけではありません。彼らの大半は日本のマンガやアニメの大ファンで日本 ...

先週末は真冬並みの寒さだったのに、今週からは摂氏28度の真夏日のポーランド。道を歩くときのマスク義務付けは解除された(らしい)けれど、スーパーなどの公共の場所では以前として義務付けられている(らしい)です。 「らしい」というのは、ポーランド政府のウェブサイトも更 ...

大切なひととの死別後の体調の変化というのはおそらくほとんどのひとが経験していると思います。良い変化ではなく、悪い変化として。死別という極度のストレスが身体にもたらす影響は大きいものだと思います。拒食症などの一時的なものだけでなく、中には慢性的なものもあり ...

トルコ人がみんなそうなのかどうかはわからないのですが、私の亡くなった伴侶の眉毛は針金のように太くて硬くてしかも固まっていました。トルコ人にしては睫毛は短くて少ないのに、眉毛は本当に人間の毛髪なのかと疑いたくなるレベルでした。本人はまったく気にしておらずコ ...

真偽のほどは定かではありませんが、日本人の80%は程度の差こそあれ歯周病を患っているという説があるそうです。私も歯を磨いたときに血が出ることがあったのでそうなのだと思います。私の亡くなった伴侶は、驚くことに虫歯がほとんどなく歯周病の気配もありませんでした。 ...

今アメリカ合衆国で大問題となっている警官によるGeorge Floyd氏に対する暴行死。 そもそも逮捕理由は偽札の利用ということですが、それが本当に「偽札」だったのか、或いは通報した店の勘違いだったのか、はっきりした報道がまったくありません。もちろん警官の行為は重罪で ...

大切なひとと死別後、悪いことが続くというのはよくあることです。これは心や体が疲弊して通常であればうまく対処できることも思い通りにできなくなってしまうなどの理由があります。ただ経験上、それ以外にも何か理由があるような気がします。人間には色々な意味で許容量と ...

母国語でも外国語でも意外と口癖というのは多いものです。 例えば私のブログ記事の語尾は大体「かもしれません」で終わっています。これは断定的な言い方を意識的に避けているためですが、ある意味無責任な言い方でもあります。そこには批判を避けるために敢えて曖昧な言い方 ...

亡くなった私の伴侶は日本語がまったく話せませんでした。 日本に興味もないので覚えようとする気もゼロでした。 わたしのドイツ語もかなり怪しいので、お互いの会話は英語でした。国際結婚や国際恋愛の場合、理想的にはどちらかの母国語で会話をするというのがいいとは思う ...

癌で3ヶ月の余命宣告を受けて恋人が亡くなった方に「覚悟ってできるものですか」と聞いたことがあります。答えは「死ぬということに対する覚悟はできないけれど、できることはすべてやろう、という意味での覚悟はできました」というものでした。「でも、できることをすべてや ...

「輪廻転生が存在するなら」という仮定の話ですが、突然死の場合は生まれ変わるのが早いという話をよく聞きます。100%信じているわけではありませんが、そうかなと思うこともあります。亡くなった伴侶は私の夢にはほとんどでてきません。 そんな時、もう生まれ変わっているか ...

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