WHERE ARE YOU ?

The pain of parting is nothing to the joy of meeting again. (Charles Dickens, 1812- 1870)

May 2016

伴侶との死別から1年と1ヶ月が経過しました。いつもは自分のために、自己満足の範囲で記事を書いていますが、今日はいつも読んでくださる方のために、私がこの一年で確信したことを何かのお役に立てば、という思いをこめて書きたいと思います。私がこの一年を振り返って最も ...

欧州はほとんどの公共の場所でトイレが有料です。当然、ドイツも…マクドナルドは50セントくらいで、ドライブインは70セントくらいです。ところが、DB(ドイツ鉄道)の駅のトイレは1ユーロくらいします。120円とか、130円…私はどうしても納得できないのですが、ダーリンは「中 ...

私の友人には何人か日本語のできる人たちがいます。↑主にアメリカ人堪能とは言い難いけれど、 ウザい人たちなので勉強熱心な人たちなのでやたらと日本語を話したがります。で、大体その日本語が…「キノウ、散歩と犬に行きマシタ」みたいな感じ…意地悪な私は真顔で聞いて ...

死別カテゴリーの記事には「死にたい」という言葉が溢れている。私も、死にたい、そう思ったことはある…でも死ななかった。別に宗教観とか、そんな難しいことではない。ひとさまに迷惑がかかるとか、そんな殊勝な気持ちからでもない。単に死ぬのが怖かったのと、焦らなくて ...

ミディアムセッションに興味のある方は多いと思いますが、実際に体験された方は少ないと思います。私もまだ体験していません。ブロ友さんのまゆさんが、体験記事を大変わかりやすく、簡潔に書かれています。まゆさんの体験記事はコチラからアクセスできます。体験していない ...

イスタンブール(トルコ)に行くと、小さな子どもを抱えた女性が路上で物乞いをしているのをよく見かける。離婚なのか、死別なのかわからないが…小学生くらいの子どもが一人で道の角で物乞いをしていることもある。一目で何日もお風呂に入っていないのがわかる。アメリカや欧 ...

学生時代の友人の一人が大学卒業前にお母さまを亡くした時のこと。お父さまは2年後、 同じく夫を亡くして小学生の女の子を持つ女性と再婚した。私の友人はもう成人していたし、一人暮らしだったから再婚には反対せず、むしろお父さまの心配をしなくてもいいと喜んでいた…が ...

よく子どもがスーパーやデパートで「アンネ、アンネ」って泣いてたりするのですが、これは「アンネの日記」のアンネじゃなくてトルコ語で「ママ」の意味です。ダーリンは6歳の時に実母が亡くなって、その後父親が2回再婚したので、継母が二人。でも年の離れたお兄さんがすで ...

今日はダーリンの月命日。命日は月命日に入れないから、今日で12回目 ?それとも、命日も数に入れるのかな…ムスリム(イスラム教徒)の場合、月命日という概念自体がないと思うけど…月命日ってもともと1ヶ月に一度くらいは思い出して故人を偲ぶ、という意味合いのものだと思 ...

来月のちーちゃんたちの「おしゃべりの会」にはかなりたくさんの方が集まるらしい。詳細はコチラ、ちーちゃんさんのブログで私は遠くて参加できませんが…(ダーリンは写真参加です)オフ会って私は参加したことがないのですが、どんな感じなんだろう…お料理ブログのオフ会と ...

私は鬱病ではないと自分では思っているけれど、時々重い空気が体を押しつぶすような感じがして動けなくなる。叫びたいけど声がでない、そんな感じ…喉は渇くし、お腹も空くけれど何を口にしても味が感じられなくて…疲れが出るからかもしれないけれど、週末に多い。こういう ...

時々、もしも逆だったら…亡くなったのがダーリンではなく、私だったら…そんなことを考える。もし逆だったら、ダーリンは今頃どんな風に暮らしていたのかな…私と同じような気持ちで毎日を過ごしていたのか、それとも割と早く立ち直って、普通に暮らしていたのか…もし逆だ ...

遺品整理なんていうハードルの高いことに手をつけるのは大変だけど…新聞とか、シャツが入っていた袋とか、ゴミみたいなものも全部取っておいた私…ポケットに入ってた使ったティッシュとかね…バカですよね…というわけで、ゴミと遺品の境界線にあるものをとりあえず、写真 ...

ダーリンは出張に行くと必ずお土産を買って来てくれました。そのほとんどが免税店購入のコスメ関係です。ダーリンの口癖はI know everything about you  (君のことは何でも知っているヨ)つまり、お土産選びには自信がある、ということ。 ダーリンが買って来てくれたお土産 ...

すっかり朝ドラ御用達になった感のある女性解放運動家、平塚雷鳥(らいてう)。彼女の言葉…元始、女性は太陽であった。元始、女性は太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く。病人のような蒼白い顔の月である。私共は隠され ...

私はダーリンが亡くなってから、気配もほとんど感じないし、夢もほとんど見ない。 ましてや、tomoさんのような奇跡は起こったことがない。tomoさんの「1セントコインの奇跡」のお話はコチラ、ちーちゃんさんの記事で…でも、時折不思議なことがある。私がViberなどの通話ア ...

Love is in the air というタイトルでこんな画像が送られてきた。(愛はここにも)というのは私の意訳ですけど… 送ってきたのは以前、記事にも書いた29年前の恋人 。これ…は…鹿…?アラスカの素敵な写真があったら送ってね、と言ったのは私だけれど、見て少し落ち込んでい ...

死別の「悲しみ」の大きな要因は「愛情」だけれども 、 「辛さ」の大きな要因はそうではない…前にも書いたけれど、辛さの要因は精神的なものより物理的なものである可能性が高い。① 生活費や事業の運転資金、子どもの学費など経済的な問題②  義家族や仕事関係などにおけ ...

いつだったか、他の方のブログでとても共感できる記事を見つけコメントをさせていただこうと、書き始めたとき、別の方のコメントが目に入った。「60、70まで生きているひともいるのに…あまりにも理不尽だ」30代の伴侶を亡くされた方のコメントだった。私はコメントを書けな ...

他の方のブログ記事を読んでいると時々、本当に秀逸だなぁと思う記事に巡り合う。昨日のまゆさんの記事がまさにそう。まだお読みになっていない方は ↓こちらから。まゆさんの昨日の記事はコチラまゆさんの彼氏さんは家に住み着いたヤモリに「まゆ」と名付けて「まゆが子ども ...

皆さまいつも(時々?)アクセスしていただきまして、ありがとうございます。このブログはコメント欄を設けていないので、コメントは入らないはず、と思っていたのですが、「拍手コメント」という機能があってそこにコメントを残してくださっていた方もいらしたのですね。気づ ...

私がいつもお世話になっているちーちゃんさんのブログもそうだけれど、闘病生活を送った方々のブログには本当に涙無くしては読めない感動的な記事がたくさんある。食事やお風呂やトイレなど私たちにとって普通の些細な生活の一部がどれほど大変か…ダーリンは突然死なので闘 ...

昨日、ご主人を介護してお風呂に入れてあげるちーちゃんさんの感動的な記事を読んでまた泣いてしまいました。*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ちーちゃんさんのご主人さまとの闘病生活の記録は本当に涙なしでは読めません。果たして、自分が同じ立場だったら…ここまで出来ただろうか…と ...

私のブログに時々登場してくださるAyaさん。彼女のご主人は20年間の結婚生活のうち、8年が出張だったそうだ。ダーリンも仕事のほとんどが出張だった。だから、一緒にいない、という状態には慣れている。でも「帰ってこない」という状況に慣れることができない。私はダーリン ...

去年、死別直後に色々なブログ記事を読んで、かなり時間が経ってもみなさん同じように苦しんでいるので、驚いた記憶がある。今、一年経ってその理由がなんとなくわかった。悲しみや苦しみそのものが変化しないわけではない。気持ちはは少しずつ変わっていく。それでも辛さや ...

いつだったかアメリカから戻ってきたときのこと。トラブルで24時間かかった。アトランタで5時間待ち、LHR(ロンドン)で8時間待ち。ドイツに着いた時には泥のようになっていた…もちろん空港まで迎えに来てくれるダーリン。今日は何もしないでユックリ寝てネと、優しい言葉。あ ...

今日は休日アセンションデー(キリスト昇天祭)というらしいです。 欧州は教会の力が強くて日曜祝日はほとんどのお店やレストランがお休みなので街は静か…一部の国は法律が改正されてお店が開いているところもあるけれど、ドイツはマックと一部のカフェ以外は閉まっている… ...

たぶん死別を経験した多くの方がそうだと思うけれど、私も気持ちの浮き沈みがものすごく激しい…ジェットコースター並みの浮き沈みで自分でも驚くことがある…最近は、沈み始めそうな時は気配でわかるようになったのだけれど、どう対処していいかがわからない。ただ、沈むと ...

ちーちゃんさんから「ダーリンさんの写真、Ayaさんたちにも見せてもいいですか」と言われ快諾。もちろん、天国に向かって「ハンサム」と叫ぶことを条件に今日はダーリンもちーちゃんさん主催のオフ会「おしゃべりの会」に参加しているはず。さすが条件をつけただけあってみな ...

よくお店にひとりで入ると「何名さまですかぁ?」と聞かれることありますよね?あれって何だか万国共通みたいですよね…後からだれか来ることも想定して聞いているのかもしれないけれど…思わずえ? だれか視えます、私のそばに?とツッコミたくなるときもあります。私はひと ...

↑このページのトップヘ