ポーランドは美人7割、残りの3割は超美人と言われている国です。
確かにいわゆる「黄金比」の顔のひとが多く、どこに行っても「ここはモデルクラブ??」というような雰囲気です。
でも「美人は3日で飽きる」というのは本当です。 飽きるというよりは「見慣れる」というのが正しいのですが、美人を見てもそんなに反応はしなくなります。
美人を見慣れたあとにものすごく魅力的だなと思うのはやはり笑顔の美しいひとです。時々、内面から太陽のような人柄が滲み出る笑顔を見せてくれるひとがいますが、本当に何ともいえないあたたかい気持ちになります。
昔、同僚が会社を辞めて突然仏門に入りました。 修行を終えた時に一度だけ会ったのですが、その時に「顔施」の話をしてくれました。
和顔施ともいうそうですが、にこやかな表情でひとに接することで、これも立派なお布施なのだそうです。 お布施というと、どうしてもお金やモノを想像してしまうので顔施という発想はなかったのでとても印象に残りました。
確かにどんなにお寺や教会に寄付をしても、周りのひとにいつも不愉快そうな顔で接していたら意味がなくなってしまうかもしれません。
先日、ユスティナという女性の女神のような笑顔を見てこの「顔施」という言葉を思い出しました。
大切なひととの死別後は笑顔などとは無縁になり、知らず知らずのうちに不機嫌そうな顔になってしまうのは仕方のないことです。
でもそれが誰かを不快にしていたかもしれないと思うと申し訳ない気持ちもします。
ユスティナのような笑顔は私にはできませんが、それでも彼女の笑顔をきっかけに思い出した「顔施」という言葉は忘れないようにしようと思います。
今日のドイツ語 ( 683 )
Gesicht (ゲズィヒト)
これは英語の「 face」で 「 顔」の意味です。
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コメント
コメント一覧 (2)
写真は交換しあってなかったので。今も ポーランドのどこかで暮らしておられるのだろうなあ
笑顔
いま、できるだけ笑顔を作ろう、と意識してます。 後悔があるから
HASANA
がしました