愛するひとと死別すると、「どうしてももう一度会いたい」と誰でも思います。
でも、生きている人間として会うことは不可能です。

それでも死別直後は懸命にその方法を探します。死別後、私はかなりの時間をそのために費やし無駄にしました。 その経験を踏まえ、4年前の自分に読ませたい記事を書いてみます。


結局のところ、生きている人間として会うことは絶対に不可能です。 当たり前ですが、これだけはしっかりと認識しておいたほうがいいと思います。


死別経験がなければ、「なにを当たり前なことを…」と思うかもしれませんが、死別をすると冷静な判断力がなくなります。


では死後の意識や魂とどうやって「会う」か?

ただ、死後の「意識」を感じ取ることは可能かもしれません。 もちろん、科学的に証明されていることではなく、あくまでも死後も「意識」や「魂」は存在する、という前提での話です。


その前提という条件つきではありますが、亡くなったひとに会う方法は以下の3つがあります。

  1. レイモンド・ムーディ博士の提唱する「鏡視」
  2. ミディアム・セッション (霊媒師による霊との交信)
  3. 自分自身で死後の意識と交信する方法を身につける

言うまでもなく、どれも確実ではありません。それでも可能性としてはこの3つの方法以外にはありません。


ムーディ博士の鏡視は実際にはほぼ不可能

まず、ムーディ博士の提唱する「鏡視」についてです。これは英文を翻訳した情報商材が高額で販売されたりしていますが、 英語であれば無料で手に入る場合がほとんどです。 ただ、それも出典が曖昧なものが多く、信憑性という点では疑問が残ります。

要は鏡の中に亡くなった方(の霊)を呼び出す、というものです。


しかし、これを実行するのは日本の普通の家屋ではほぼ不可能です。 決められた大きさの部屋に2メートル以上の鏡を設置するなど一般人が家庭で実行できるようなものではありません


ミディアム・セッションは実際どうなのか?

ミディアム・セッションは受けたこともある方も多いと思いますが、本当に霊との対話が可能なミディアムに巡り会うのは至難の技です。 出される「エビデンス (証拠)evidence 」も、実際には検証不可能な場合が多いですし、コールド・リーディングによるものかどうかの判断もつきにくい場合がほとんどです。


ここで「コールド・リーディングって…?」と思った方は悪徳霊能者に騙される可能性が他の方よりも高いので、ご自身で調べてください。


もちろん真摯にセッションを行っているミディアムの方も多いと思いますが、ご本人が視えていると錯覚しているだけという場合もあります。  


また、アメリカでは違法薬物LSDを少量ですが使用したセッションもあり、かなり問題となっていますので、慎重に選ぶことが必要です。


ミディアム・セッションの適正価格は?


ミディアム・セッションの適正な金額がどの程度なのかというのはそれぞれの価値観によりますので何ともいえません。 ミディアム・セッションも時間と労力を要するという意味では、費用が発生することに関しては当然だと思います。 経済活動としての需給バランスを考慮すれば金額に差異が生じても仕方がないとは思います。

ただ1時間のセッションで数十万、数百万というのはおかしいのではないかと個人的には思います。それでも本人が納得するのであれば外野があれこれ言うことはできません。


ミディアムの方の中には「クチコミ禁止」を条件にしているひともおり、ネットなどでの情報もかなり少なく、特に悪いクチコミはなかなか目にすることができない、というのも問題です。


30年ほど前、霊能者を20人近く集めて同じものを霊視させる、というテレビ番組の企画がありましたが、わりとバラバラだったり、同じだったりと一貫性はありませんでした。


ヤラセなしでこういう番組でもあれば参考にできますが、なかなかそれも難しいとは思います。


もしミディアム・セッションやリーディングを受けるのであれば、少なくとも次の3つの違い自分の言葉で説明できるようになってからのほうがいいと、個人的には思います。

  1. 霊感
  2. 霊能
  3. 霊媒

死後の意識と交信する方法は身につけられるのか?

最後の「自分自身で死後の意識と交信する方法を身につける」というのは、かなりの意志力がないと難しいとは思いますが、どうしてもという方はトライしてみる価値はあると思います。


実際、ミディアムの方がそういったスクールやセミナーなどを開催している場合もあります。


しかし、そんな費用や時間はかけられない、という場合は書籍などで概要を学ぶことはできます。日本語では体系的なものはほとんどありませんが、英語であればかなり出ています。


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学んだからと言って、必ずしも本当に亡きひとの魂や霊と交信できるわけではありませんが、知識としてもっていればミディアム・セッションを受けるときにミディアムの方との円滑なコミュニケーションの一助にはなるかと思います。


ただ、上記の本も実際には8週間のプログラムを組んでいますので、読むだけならばともかく、実行するのはかなりの意志力が必要です。


しかし、とりあえず英語の勉強にはなるという意味では、リスクフリーでなおかつ別のメリットもあるとは言えますので、読んでも損はないと思います。


自分が受けたメッセージ的なものが実際に亡きひとからのサインなのかどうかを感じる力をつけるにはこの本も参考になるかもしれません。


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*関連書籍は他にもたくさんありますので、確認してみてください。


そうは言っても洋書は比較的高額なので、なかなか手が出しにくいという方も多いと思います。

洋書はKindle Unlimitedで読むのが価格的にはおススメ

そんな場合は、読みたい書籍がKindle Unlimited の対象かどうかを確認し、電子版で購入するという方法もあります。


Kindlle Unlimitedは初回30日間利用料無料で、月額980円で対象書籍が読み放題というサービスです。特に洋書は対象書籍が多いです。1ヶ月に一冊以上は本を読むという方にはおすすめです。





本を、聴く! 

本当は「本は、聴く」というAmazon audible の対象であるともっといいのですが、読みたい本が対象になっている場合がまだ少ないですね。 ただ無料で一冊は「聴ける」ので、「お試し」をしてみる価値はあります。(無料体験後は月額1500円です)




以上、「亡くなったひとに会う方法は3つしかない」というテーマで書いてみました。



亡くなったひとの声を聞けるものなら聞きたい、会えるものなら会いたいというのは死別者の切実な願いです。 しかし、切実であるが故に、その思いは時として私たちが通常ではとらないような行動をとらせることがあります。


そのことだけはある程度理解し、「死後の世界」にのめり込まないようにすることも必要だと思います。

個人的には「死後の世界」について考えるよりも、まず「死とは何か」について考えるほうが良いと思います。 「死」について考える本は、下記のような世界的なベストセラーも含めたくさん出ていますので、4、5冊読んでみるといいと思います。


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 今日のドイツ語 ( 576 ) 

Tod (トォド)

これは英語の「death」で 「死」の意味です。
 
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今日のドイツ語学習動画 (ビギナー向け)




今日の英語学習動画 (ビギナー向け) 

 



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